AIの学び方
DXアップの受講料は346,500円。実質126,000円まで下がる条件を3段に分けた
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職場で数字を見て判断する仕事に、自分は関わっていない。広告やSNSの運用は外注か、詳しい誰かが握っていて、自分は決まったものを回す側にいる。転職サイトを開いて「Webマーケティング 未経験」で検索して、そっと閉じる。それを何度かやっている。
この記事は、その状態からスクールを検討し始めた人に向けて書いています。DXアップ(AI×Webマーケティングスクール)を、2026年8月12日に公式サイトで確認した情報だけで整理しました。私は受講しておらず、無料相談も受けていません。 カリキュラムの中身の質については何も言えません。書けるのは、料金がどういう条件で決まるかです。
126,000円は3段目の数字
公式サイトが前面に出しているのは「実質金額126,000円(税込)」です。ただしこれは、条件を全部満たした場合の数字でした。
料金の段はこうなっています。
| 段 | 金額(税込) | 到達する条件 |
|---|---|---|
| コース受講料金 | 346,500円 | — |
| 補助金50%(税抜)を先取り | 189,000円 | 申込時点で雇用契約があり、転職を目指していること |
| さらに20%(税抜)キャッシュバック | 126,000円 | 転職先で1年間継続して就業すること |
同じ講座で、総額が2.7倍変わります。 どの段に乗るかを決めるのは講座の内容ではなく、自分の状況です。
ここで一番効くのは2段目の条件です。補助の対象は「お申込み時点で雇用契約のある在職者であり、転職(雇用主の変更を伴う)を目指している方」と公式に書かれています。つまり会社を辞めてから申し込むと、この段には乗れません。 346,500円のままです。
「まず辞めて、時間を作ってから学ぶ」という順番を考えている人は、ここで一度立ち止まる価値があります。判断の期限は、講座側のキャンペーンではなく、自分の在職期間の側にあります。
3段目についても書いておきます。20%が戻るのは転職先で1年続いたときなので、申し込む時点では確定しない金額です。手元から出ていくお金として計算するなら、2段目の189,000円を自分の数字として見ておくほうが安全です。
なお、公式サイトには支払い方法として教育ローンや分割払いの記載もあります。分割の回数と金利は自分の契約先で変わるので、月額の数字ではなく総額で見てください。
続かない理由は、たぶん教材の量ではない
独学のWebマーケティングが止まるのは、教材が足りないからではありません。無料の記事と動画で十分に足ります。止まるのは、自分が出した施策の結果を見る場所がないからです。
広告を回して数字が動くところまで行かないと、学んだことが本当かどうか確かめられません。予算を触らせてくれる環境は、個人ではまず手に入りません。スクールが売っているのは知識ではなく、その環境と、続けさせる仕組みです。ここを取り違えると、教材の分量だけで比べて失敗します。
何が提供されるか(2026年8月12日確認・出典 dxup.jp)
- 学ぶ範囲は5カテゴリ。マーケ戦略、Web広告、SNS運用、SEO、Webデザイン。いずれもAIの活用を前提にした内容と書かれています。
- 最大6か月のクライアントワーク。実在の企業案件にチームで参加します。ただし「カリキュラム終了後に条件を満たせた場合」という但し書きが付いています。参加は条件付きだと読むのが正確です。
- 就職支援として、専属のキャリアコンサルタントによる相談、履歴書・職務経歴書のサポート、面接対策。
- 運営元は厚生労働省の求職者支援制度(ハロートレーニング)で、通算120コース以上の職業訓練プログラムの認定・実施実績があると記載されています。
- 補助については「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の記載があります。自分が対象になるかは、必ず自分で確認してください。 記事の側で保証はできません。
- 相談はオンラインで、費用はかかりません。
向く人・向かない人
先に向かない人を書きます。
- すでに退職している人、これから辞めてから学ぼうとしている人。 補助の対象は在職者です。この段に乗れないと346,500円になります。順番を変えるか、別の選択肢を探すほうが合理的です。
- 転職する気がない人。 3段目の20%は転職先での継続就業が条件です。スキルアップだけが目的なら、実質126,000円という数字は自分には当てはまりません。189,000円で判断してください。
- 無料相談だけ受けてみたい人。 相談は営業の場でもあります。受講する意思が無いまま枠を取るのは、お互いの時間を減らすだけです。まず求人票を10件読んで、自分が本当にこの方向へ進みたいのかを先に決めてください。
- 半年間、週に数時間を空けられない人。 クライアントワークが最大6か月です。学習時間を確保できない期間に始めると、いちばん価値のある部分に届きません。
向いているのは、在職中で、転職を具体的に考えていて、Webマーケティングの実務経験がない人です。この3つが揃っている人だけが、料金の3段を全部使えます。逆に言えば、揃っている人にとってはここが一番効率の良い条件になります。
通ったあとに変わるもの
保証ではなく、この仕組みが働いたときに何が変わるかを書きます。
- 職務経歴書に「実務経験なし」以外のことが書ける。クライアントワークで担当した案件は、業務としての実績になります。未経験からの選考でいちばん薄くなるのがここです。
- 社内で数字の話へ入っていける。広告の費用対効果や流入が話題に出たとき、聞く側から意見を言う側へ回ります。これは転職しなくても効きます。
- 選択肢が増える。転職、社内での異動、副業。どれを選ぶかは後で決めればよく、持っているだけで交渉の位置が変わります。
無料相談で確かめる5つ
相談を「話を聞く場」ではなく「見極めの場」に変えるための質問です。
- 自分が補助の対象になるか。 在職中であること以外の条件、必要な書類、申請の締切。ここが崩れると総額が346,500円になるので、最初に聞きます。
- 20%キャッシュバックの正確な条件。 「1年間継続就業」の起算日、対象となる転職先の範囲、申請の手続きと期限。
- クライアントワークに参加する条件。 「条件を満たせた場合」の中身。何を達成すれば参加できるのか、参加できなかった場合はどうなるのか。
- 自分の職種からの現実的な道のり。 「私は今◯◯をしていますが、この講座を終えた人はどのあたりの求人に応募していますか」と正面から聞きます。合わない相手に合わないと言えるかどうかは、入会後の対応の予告です。
- 総額と支払い方法を書面で。 口頭ではなくメールか書面でもらいます。分割にする場合の総支払額も含めて。
5つ聞いて曖昧な回答が2つ以上残ったら、見送って構いません。この5つは断るための盾であり、行く側が腹を決めるための道具でもあります。
この5つを持って無料相談を予約する(オンライン・費用なし)#PR 公式サイトへ移動します。受講を検討している段階の方向けです。
「Webマーケは独学でいい」への答え
独学で足りる人はいます。自分で広告費を出して回せる人、副業で小さくても運用を任せてもらえる人。この2つのどちらかがあるなら、スクールが売っている環境をすでに持っています。
分かれ目は知識の量ではなく、結果を見る機会があるかどうかです。施策を打って数字が動くのを見た回数が、そのままWebマーケティングの経験値になります。記事を100本読んでも、この回数は増えません。
そしてもう一点。選考の場で聞かれるのは知識ではなく、担当した案件の話です。独学の人は、そこで話す材料を持っていません。
今日の一歩
まだ求人票を読んでいないなら、順番が先です。「Webマーケティング 未経験」で10件開いて、求められている経験と自分の距離を測ってください。その距離が、払う理由の実測データになります。
すでに測り終えていて、在職中で、転職を具体的に考えている人は、話が別です。ここで迷う数か月は、条件が変わらない保証のない数か月でもあります。補助が使えるのは在職している間だけで、その期間が自分の意思とは関係なく終わることもあります。動いて失うのはオンライン相談の時間。動かずに失うのは、346,500円と189,000円の差額を選べる立場そのものです。
冒頭の「転職サイトを開いて、そっと閉じる」に心当たりがあるなら、次の一歩は5つの質問を持って相談を取ること。それは今日できます。
AI講座を横断して比較したい人は、AI講座を申し込む前に確認する項目を先に読んでください。料金以外の観点を先に決めてから、個別のスクールを見るほうが早く決まります。
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この学校に限らず「スクールに払うべきか」から迷っている人は、AIスクールはいらないかを条件で分けた記事が判断の入口になります。